樹液図鑑を作成したい
ゼミの課題で浸出液についてのレポートを書いた。
森林のことについて学ぶにつれ、驚くことが多々ある。これまで研究が進んでいるのは針葉樹の中でも造材に用いられていたものばかりなのだ。
広葉樹についての研究はけっこう進んでいなくて、「クヌギやナラ類については未明である」みたいな記述を目にする。
卒論二つやったりしたら叱られてしまうだろうか。
樹液の成分と挿し木の難易度については一年もあればやれそうである。
その前に、まず奥多摩に出かけてあれこれ枝を採取して浸出液をゲット、成分分析に出して図鑑を作る。
それと同時に挿し木を行い、発根率の違いを見る。適切な挿し木方法は先輩の卒論を引用する。
うーむ。まだ七月だ。もし秋から演習林に行けるようになればやれそうだ。
秋からも無理だったらちょっと難しいかもしれない。成分分析と挿し木を並行して行うのはけっこう大変だろう。
ていうか私のメインテーマは菌根菌だから、菌根菌についての研究の筋道がきっちり立てばできるんだろう。
卒論でやれなくても、いずれはやりたいなあ。